いつまで“間違ったお金の使い方”を続けますか?
給料日前、通帳の残高を見てため息。 「なんでこんなに減ってるんだ?」
そう思ったこと、ありませんか?
- コンビニでのなんとなく買い
- 飲み会後のタクシー帰宅
- ストレス発散のネットショッピング
どれもその瞬間は気持ちいい。でも、あとで残るのは「後悔」と「請求書」。
これは、お金の使い方を“意識していない”ことが原因です。
40代、子どもにもお金がかかる。 老後も考えなきゃいけない。 なのに、今のままでは「お金が貯まらないどころか減っていく」一方です。

お金の使い方には“3つの種類”がある
お金の使い道は、大きく分けてこの3つ。
- 消費:必要なものを買う(例:家賃・食費・電気代)
- 投資:未来の価値を生む(例:学び・健康・人間関係)
- 浪費:何も残らない(例:なんとなくの出費)
この中で、一番増えているのが「浪費」です。 そして、最も足りないのが「投資」。
なぜか?
答えはシンプル。
今を楽にしたいから。
でも、それでは未来がどんどん苦しくなる。
「貯金できない」「副業もうまくいかない」「老後が不安」 ——全部、“お金の使い方”を間違えているから起こる現象です。

「浪費」は悪ではない——が、放っておくと地獄を招く
私も、浪費には何度も救われました。
倒産して1000万の借金を背負ったとき、 夜中のコンビニアイスにどれだけ救われたか分かりません。
でも——
浪費は、あくまで“非常口”のようなもの。 長居してはいけない。
ストレスが限界を超えてしまったとき、 一時的に気分を楽にしてくれるのが浪費です。
しかし、
- ストレスの根本が解決していない
- 自己肯定感が低いまま
- 本当はやりたいことができていない
この状態で浪費を繰り返すと、 今度は“お金のストレス”がのしかかってきます。
だから私は、「浪費を悪者にしない。でも中毒にもしない」 このバランス感覚が必要だと思っています。

一番優先すべきは「自己投資」——未来の自分が喜ぶお金の使い方
自己投資と聞くと、 「なんか意識高い感じがしてイヤ」って人もいるかもしれません。
でも、自己投資の本質はシンプルです。
今よりも少しマシな自分”をつくること。
- 健康のためにジムに通う
- 将来のために株や副業を学ぶ
- 子育てや家族の関係性をよくするための本を読む
こういったお金の使い方は、 あとで必ず「払った金額<得られた価値」になります。
これが、投資。
逆に、
- 無理に付き合う飲み会
- 誰かと比較してのブランド品
- 自分を消耗する副業
こういうのは「浪費」になりがちです。
私自身、 無理してSNSで映える生活を目指してた時期もありました。 でも、疲れるだけで何も残りませんでした。
自己投資とは、自分の価値を高める選択です。
そしてその結果、 収入も、時間の自由も、人間関係も—— “後からついてくる”んです。

「家族」も“浪費”に巻き込まれていませんか?
40代のサラリーマンにとって、 お金の使い道は「自分」だけではありません。
むしろ、
- 子どもの塾や習い事
- 住宅ローンや保険
- 家族との旅行やレジャー
こうした「家族のための支出」が多くを占めます。
ここでも、考えるべきは“価値”。
たとえば、 家族旅行にお金をかけることが「消費」や「投資」になるか、「浪費」になるかは、 その時間をどう過ごすかにかかっています。
スマホばかりいじってる時間なら、ただの浪費。 でも、
- 子どもと本気で遊ぶ
- 奥さんとちゃんと話す
こんな時間なら、それは「投資」です。
お金を使うときに、こう問いかけてください。
「これは価値があるか?」 「未来の自分は喜ぶか?」

ストレス社会で生きるあなたへ——「なぜ浪費してしまうのか」に気づくだけで、お金の流れが変わる
40代のサラリーマンは、毎日が戦いです。
会社では責任ある立場を任され、上からも下からも板挟み。
家に帰れば、子どもの教育、家族の生活、ローンの支払い。
自分の時間も、気力も、そしてお金も、どんどんすり減っていく。
気づけば、意味もなくコンビニでお菓子を買い、
SNSで見かけたガジェットをポチッとして、
週末は理由もなく外食をしてしまう。
そして、月末には「何に使ったか分からないお金」が大量に残っている。
でも、これはすべて、ストレスのせいです。

「浪費はストレスのサイン」——まずは、自分を責めないことから
浪費してしまうと、「自分はダメだ」と思いがちです。
でも、そうじゃない。
浪費というのは、心の叫びです。
言葉にできない不満や、発散できないプレッシャーが、
「モノを買う」「お金を使う」という行動になって現れる。
私自身もそうでした。
建築会社を辞め、独立して借金1000万を背負ったとき、
夜中にこっそりコンビニに行って、月一でご褒美の『まるごとバナナ』を買うのが唯一の救いでした。
でも今になって思うのです。
あれは、単なる無駄遣いではなく、心が限界を迎えていたサインだったと。
だからまず、浪費を責めるのではなく、
「なぜ今、自分はこれを買いたいのか?」
と、一歩立ち止まって自分に問いかけてみる。
すると、「欲しい」ではなく、「苦しいから逃げたい」が本音だとわかることが多いんです。

「何を買うか」より「何のためにお金を使うのか」を意識する
浪費を減らすには、「節約しよう!」ではなく、
お金の使い方に“目的”を持つことが大切です。
たとえば、あなたが週末に家族で外食をするとします。
それは浪費でしょうか?消費でしょうか?それとも投資でしょうか?
「疲れたし、めんどくさいから外食しよう」は、ほぼ浪費です。
でも、「子どもとゆっくり話す時間を作ろう」と決めて出かけた外食は、立派な投資です。
違いは、「何を食べるか」ではなく、何のためにお金を使うのか。
モノを買うときも同じです。
- 「この服を着たら気分が上がって仕事もはかどる」→投資
- 「なんとなく買いたくなったから」→浪費
ここに明確な“意図”があるだけで、使うお金の意味が変わってきます。
そして不思議なことに、この「目的を意識する」習慣を身につけると、
人は自然と浪費に使うお金を減らし、自己投資にお金を回すようになります。

浪費からの“自動切り替え”が、人生の流れを変える
浪費を無理にやめようとすると、リバウンドが起きます。
「もう絶対に無駄遣いしないぞ!」と気合を入れても、
数日後には大きな買い物をしてしまったり、
「自分はやっぱり意志が弱い」と落ち込んでしまったり。
だから私は、「やめる」よりも「変える」ことを勧めています。
具体的には、この2つの習慣を取り入れてみてください。
習慣①:「今日使ったお金に、目的はあったか?」を振り返る
1日の終わりに、財布の中やアプリの履歴を見ながら、
「この出費は何のためだった?」と振り返る。
・必要だった(消費)
・未来につながる(投資)
・なんとなく(浪費)
この3つで分類するだけで、自分のお金の流れが“見える化”されてきます。
習慣②:「買う前に10秒、問いかける」
何かを買おうと思ったら、10秒だけ自分に聞いてみてください。
「これは、未来の自分を助けてくれるお金の使い方か?」
もし答えがYESなら、気持ちよく払えばいい。
NOなら、財布を閉じて一歩引いてみる。
この10秒が、あなたの人生を静かに、でも確実に変えていきます。

“気づき”こそが、浪費を「投資」へと変える第一歩
ストレスがある限り、人は浪費します。
でも、だからこそ大切なのは「気づく」こと。
そして「どう使うか」を意識すること。
お金は感情で動きます。
だから、感情と向き合うだけで、お金の流れも変わります。
私もそうやって、少しずつ、浪費を自己投資に変えてきました。
浪費をしない人になる必要はありません。
浪費に気づける人になれば、それだけで人生は変わります。
「浪費の裏にある本音」に、あなた自身が気づけたとき——
未来に使うお金が、自然と増えていくのです。

「使ったお金=自分の人生」
お金の使い方は、そのまま“あなたの価値観”です。
- 浪費ばかりしていると、人生は薄くなる
- 投資を意識すれば、未来が厚くなる
私が借金1000万から立ち直れたのも、 「お金の使い方」を徹底的に見直したからです。
浪費で心を救いつつ、 徐々に投資へとシフトしていった。
その結果、今はお金に追われる日々から抜け出せました。
あなたも、できます。

【今すぐ、“お金の使い方”を見直そう】
「何に使ったか分からない出費」が多いなら、 それは“価値のない人生”を生きているサインかもしれません。
今日からでいい。
- 1日の出費を3つに分類する
- 週に1回だけ、自己投資の時間をつくる
- 買う前に10秒、問いかける
この3つだけでも、 お金の流れはガラッと変わります。
お金を“ただの数字”として見るのではなく、 「未来の自分をつくるツール」として扱ってください。
そうすれば、お金は減らなくなる。 むしろ、増えていく。
——あなたの価値と一緒に。

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