「“EAは裏切らない”と思った瞬間、負けが始まる」
「このEA、裏切らないですよ」
「ルール通り動くから安心ですよ」
「感情がないから、裁量よりずっと安定します」
確かに、EAはルールに従って動きます。
感情に揺れません。
嘘もつきません。
でも──
“EAは裏切らない”と思った瞬間、あなたの運用は危険になる。
この逆説を理解しない限り、
どれだけ優秀なEAを手に入れても負け続けます。
私は大学卒業後、教師になり、
その後建築会社へ転職して27歳で独立しました。
36歳で1000万円の借金を抱えて倒産。
そこから人生を立て直すためにFXとEAの世界に入り、
ここまで何百本ものEAと向き合ってきました。
その中で痛感したことがあります。
EAは裏切らない。
でも、“人間が勝手に期待した瞬間”に負けが始まる。
◆ ◆ EAは裏切らない。だからこそ、人間が裏切る。
EAは、
・焦らない
・迷わない
・感情に流されない
・一貫して同じルールで動く
これだけを見ると、
「裁量より絶対に安定してる」と思いたくなる。
でもその裏には、
人間の心理がついてこれないという現実がある。
EAは裏切らない。
裏切るのは、いつも人間側です。
どういうことか？
◆ ● 裏切り①：「ここは止めないほうがいいよな…」と願望で続ける
EAは淡々とルールをこなします。
しかし人間は、
含み損が積み上がると、
・止めたい
・もう少し見たい
・きっと戻る
という“期待と恐怖の間”で揺れ始めます。
EAを信じすぎている人ほど、
止めるべき場面で止められない。
EAが裏切らないのではなく、
あなたが“EAの本来の想定を裏切る”のです。
◆ ● 裏切り②：「このEAは負けないはず」と思ってしまう
EAには負ける局面があります。
100％勝ち続けるEAなんて存在しない。
ところが──
人間は勝ちが続くと“錯覚”するんです。
「このEAは強い」
「このEAは負けない」
「このEAがある限り大丈夫」
その瞬間、あなたは
相場の厳しさよりも、“期待”を優先してしまう。
期待は判断を狂わせ、
EAの本来のリズムを壊します。
◆ ● 裏切り③：EAの設計者ですら“分かった気になる”
これは驚くかもしれませんが、
EAの設計者であっても、
EAの動きを“完全に”予測できるわけではありません。
想定より強いトレンド、
異常なボラティリティ、
何年に一度の乱高下。
これらの局面は、EAの想定を超えてきます。
なのに、人間は
「このEAは裏切らない」
と信じ込んでしまう。
信じることは悪くない。
でも盲信した瞬間、あなたの目は曇ります。
EAが悪いのではなく、
人間が“見えないリスクを見なくなる”のが危険なのです。
◆ ◆ EAとは“裏切らないパートナー”ではなく、“扱い方がすべての道具”
EAは忠実です。
指示を守ります。
ミスをしません。
でもそれは、
あなたが適切なタイミングで使い、
適切な状況で止め、
適切なロットで運用して初めて機能するもの。
EAを完璧な味方と見てしまうと、
あなたは判断を放棄します。
判断を放棄した瞬間、
運用の負けが始まります。
◆ ◆ EA運用の勝敗は、「裏切らないこと」ではなく「裏切られても動揺しないこと」で決まる
EAはどれだけ優秀でも、
・負ける日
・苦手な相場
・想定外の動き
があります。
そのとき、
あなたがどう反応するかで未来が変わる。
・焦って止める
・戻ると信じて放置する
・負けた瞬間にEAを疑う
・ロットを動かす
・別のEAに飛びつく
こういう動きが“負ける人の典型例”。
逆に、勝ち続ける人はこうです。
・EAの癖を知る
・負ける局面を理解している
・止める基準がある
・焦らない
・期待しない
・数字で判断する
「裏切る・裏切らない」ではなく、
“どう扱えば勝ち続けられるか”で判断する。
この差が、結果を作ります。
◆ ◆ 最後に──EAは裏切らない。でも、盲信したあなたを裏切ることはある。
EAは裏切りません。
ルールどおり動きます。
でも、
あなたが“EAは絶対だ”と思った瞬間、
あなた自身の判断が裏切られます。
だからこそ大切なのは、
EAを信じることではなく、
“EAを扱いこなせる自分”になること。
それができたとき、
EAは裏切らない“武器”になります。
私は、
・EAが負ける局面の見抜き方
・止めどきの判断基準
・期待を排除した運用術
・ロットの調整
・EAの癖の理解
こうした本質を、
すべて公式LINEで共有しています。
勝てるかどうかはEAではない。
あなたがどれだけ“冷静に扱えるか”で決まる。
その力を手に入れれば、
EAはあなたを裏切りません。
そしてもう、負けません。
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