迫る決断!男の見出した答えは!!そして覚悟を決めた生き様の先にあるものは!!!

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前回のあらすじ…憧れの教師になるも挫折をし、生涯を共にする建築業と出会った私、何かと大変な壁はたくさんありましたが結婚し、子供も授かり人生の追い風に乗ったかと思いきや、上司の謀略にハマり追い込まれる私、社長からは大工になるか、やめるかを迫られた私の決断は…

思い切ったぜぇぇぇぇぇいっ!

何も知識なく、経験なく大工になりました。この時は今でも覚えています。一晩じっくり悩みました、眠れなかったことも覚えています。転職する方がはるかに楽なんじゃないかとも思いましたが、学生時代に就職氷河期を経験しているので次の勤め先があるのかもわからなかったし、ましてや子供も生まれていましたので収入がなくなるわけにはいかなかった。…しかし、大工なんてやれるのか?職人として修行なんか当然したことないし…自分に対して同じ質問を繰り返し、呪文のように唱えてました。そして、朝起きて来た妻に…

「俺、大工やるわ…」

と一言伝えて家を出たのを記憶しています。

お施主様、ごめんなさぁぁぁぁぁい!

決めてしまえば、後はすっきりしたもので割り切ってその環境に早く馴染もうとします。なんせ決めたことなので悩んでいる暇があれば釘の打ち方、木の切り方なんでも覚えることだらけなので時間が惜しいとしか思っていません。

まずは下請けしてくれている大工さんの元に雑用でもなんでも行って教えてもらいに行ってましたね。もともと営業していた私を面白くなく思っていた人も多かったので、嫌味も言われからかわれもしてなかなかに辛い環境でしたね。でも、思い知りました。営業がいいカッコしぃのことを言うと現場が苦労する。実感しましたね。

もう時効だと思ってお話ししますが、3ヶ月目で最初の一棟を任されることになりました。とにかくお施主様に申し訳がないことこの上なかったですね。その頃のハウスメーカーの家は実は建てるための説明書(基準施工書)があったんです。なのでそれに則って建てていけば家が建つんですね。しかし、建築するための急所というものがありますのでベテランと3ヶ月目では当たり前ですが月とすっぽん、お城と積み木ほどの差が出ます。あぁ、当時のお施主様申し訳ございませぇぇぇぇぇんっっっ!(実際、急所はベテラン大工の助っ人が入っています。)

もっと儲かるんじゃね?

そんな始まりでしたが、何年かするとそのハウスメーカーの家であれば他の大工さんんと並ぶくらいの仕上がりになりました。若干時間はかかりますが遜色なく建てられ、私自身も自信を持ってお施主様に大工と名乗れるくらいにはなりました。社長からも声かけて貰えるようになるくらいには社内でも信頼される大工になることができました。と、そんな折に例の工事部長…そのころは専務になっていましたが、その彼から

「そろそろ、独立してみてはどうかね。」

今考えると悪意しか感じませんね。独立した方がお給料よりも売り上げ上がるしいいんじゃないか、と助言してくるんです。あれ?和解できたのかな?と思いましたね。「いやいや、」とはかわしながらも私も若いのでやはりお金は欲しい。家庭もお金はかかるし、それだけでなくても雇われるよりも独立したいとの気持ちもありましたしね。それからいろんな人に相談して数ヶ月、独立することを会社に伝え、大工の棟梁として再スタートいたしました。

で、問題はここから、独立する際には社長から「どんどん物件は廻すからうちの仕事やってね、いいお付き合いをして行きましょう」と言われましたので安心していたら全く仕事が入らない。事務所に行って現場監督に声をかけても「今はないよねぇ」ばかり。またまた甘かったですね口約束だけでしたし、どうも例の専務が私への仕事の依頼を止めていたようです。

思ったより稼げねぇ

よし、営業しよう!このまま待ってても無駄だと思ったので、いろんなハウスメーカーへ売り込みに行きましたね。ハウジングセンターや各ハウスメーカーを回りました。なかなか名刺も受け取ってもらえない。悔しかったですね、経験不足です。水こそかけられなかったですが、門前払いばかりでした。

それでも仕事が取れたのは、付き合ってくれていた大工さんが紹介してくれたことです。その人の紹介ならば、とハウスメーカーも契約してもらえ、また、その大工さんに教わりリフォーム工事も紹介してもらえました。まさに神のような人です、今でも付き合いはあってよくしてくれています。

そんなこんなでボチボチ売り上げもあがり、食いつなげて行くことができました。独立も考えている人がいたら覚えておいてください、独立しても思ったほど稼げねぇ、見えない経費って結構かかっていますよ(笑)

大問題!大手ハウスメーカーの仕事を割ってしまう

全国でも指折りのハウスメーカーなので知っている人も多いんじゃないかと思います。名前は出せませんが、ある時ハウスメーカー側から私に連絡がありうちの仕事をやってもらえないかと、誘われたんです。しかし…その仕事、期限までにはやりきれず大工として厳しい状況に…

怒涛の中編、次回完結、明かされる投資との出会いと人生の逆転

終わる終わる詐欺ではないよ(笑)次回も山あり谷あり、後編へ続く…(本当に)

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